ハンサリムの理念


ハンサリム世界を目指して

ハンサリムは1980年代半ばすでに、資源の開発や経済の成長に執着する産業主 義の限界を認識し、自然と人が共に生きる生き方を模索しました。金と商品だけが 行き交う冷たい市場のルールを超えて、都市と農村がともに生きる世の中のため、 有機農業を実践している農民といっしょに、米や卵など健康な食べ物の産直運 動を始めました。こ れが2012年末現在、全国21地域、約35万世帯の消費者、 93の生産者共同体、2千余世帯の農民生産者が参与するハンサリムとして成長 しました。ハンサリムは段々と深刻化している気候変動、農業と食料危機、エネル ギーの枯渇、核問題など、文明の危機を乗り越えるための生活文化運動に取り組 んでいます。

韓国の生活協同組合運動に礎石を置きました。

ハンサリムは設立から1年あまりの1988年、「生活協同組合」とし て組織の形を整えました。有機農業があまり知られてなかった時 から有機農業の原則を守り、生産者と消費者がともに主人として参 加、家族のような情を分かちながら活発な交流· 協力を続けてきま した。このようなハンサリムの活動は以後、韓国の生活協同組合運 動の典型となりました。

生命平和運動を繰り広げます。

ハンサリムの有機農産物の産直活動は、ハンサリムが目指している 生命世界を作るための主な活動でした。また生命思想を研究し、出 版するハンサリムの集まり(現「モシムとサリム研究所」)と「図書 出版ハンサリム」を運営しながら組合員市民のため、生態· 環境·住 民自治などに関する研究や講座を行い、季刊誌『サリム物語』や単 行本を出版するなど様々な活動を広げています。